水道水には髪と頭皮に悪い毒素が含まれています。
それは「塩素」です。
水道水には塩素がたっぷり
日本の水道水は、法律によって
「 蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上保持こと」
と定められています。
あなたは子供の頃、学校のプールで、目が真っ赤になったり、
皮膚がかゆくなったりしたことはありませんか。
プールに入れる塩素は0.04mg/L以上の濃度と決まっています。
その濃度よりも濃い塩素が含まれている
可能性がある水道水で私たちは髪を洗っているんです。
このことが、どれだけ髪や頭皮に悪影響を
与えているかあなたは考えたことがありますか。
塩素は水道水の中にいる病原微生物などを殺し、
消毒するために入れられています。
非常に殺菌効果が高く、0.1mg/Lの濃度では、
1分半で大腸菌が死滅するといわれています。
毎日水道水でシャンプーしていると、
頭皮にいる善玉菌を殺してしまい、
頭皮の環境が悪化してしまいます。
また塩素は、水中の有機物と反応すると、
発がん性物質のトリハロメタンを発生させます。
塩素は髪や頭皮に吸収されやすい
水道水の塩素がどれほど髪や皮膚に
吸収されているか一目でわかる簡単な実験があります。
それは、水に溶かすと塩素に反応して、
色が付く残留塩素測定用試薬を使う実験です。
まず、蛇口から出したばかりの水に、
この薬品を入れます。するとピンク色に変化します。
次にカップを2個用意します。
ひとつのカップには髪の毛を10秒間浸します。
もうひとつのカップには指を10秒間浸します。
すると驚いたことに、水はほとんどピンク色になりません。
たった10秒間ですが、水道水の塩素が、
髪の毛と指に吸収されてしまったことがわかります。
シャワーヘッドを交換しよう
そこで、水道水から塩素を取り除く方法があります。
シャワーヘッドを塩素除去できるものに交換する方法です。
塩素除去シャワーヘッドはアマゾンで購入できます。
タイプもさまざまあります。定期的にカートリッジなどを
交換する必要がありますので忘れないようにしましょう。