髪にやさしいシャンプーの洗い方とは

髪にやさしい洗い方は指先よりも手のひらを使います。

ゴシゴシ洗うのは逆効果

多くの人は汚れをきちんと落とそうとして、
指の腹や爪でゴシゴシこすってしまっているのではないでしょうか。

あなたは顔を洗う時、指や爪でゴシゴシ洗ったりしませんよね。

こんなことをすると、刺激が強すぎて頭皮が傷ついてしまうんです。
また乾燥を引き起こしたり、洗いムラも出てしまいます。

シャンプーをする時汚れを落としてくれるのは、シャンプーの泡です。
泡はしっかりと毛穴に入り込み汚れを浮かせてきれいにしてくれます。

まずは、しっかりと泡立たせて、頭皮に泡が行き渡るようにすることが大切です。

頭皮を持ち上げるように洗う

では、どのような洗い方が良いかというと、
頭皮を持ち上げるように洗う洗い方が有効です。

頭皮は常に重力によって下へ引っ張られています。

そのため、頭部に近づけば近づくほど突っ張ってこわばりやすくなるんです。
ですが、頭部だけほぐしてもすぐに元に戻ってしまいます。
なぜなら、まず耳の上の位置にある頭皮をしっかり緩めないと、
頭部が引っ張られ続けてしまうからです。

そこで以下のマッサージが効果的です。

①両手のひらのつけ根にあるふくらみを耳の上にあるくぼみにしっかり当てます。
②両手を頭頂部に寄せるように押し上げ、耳の上の頭皮をほぐします。(4〜5回繰り返す)

ポイントは決してこすらず、重力で引っ張られて縮んだ
毛穴を持ち上げて開くつもりで行うことです。
毛穴が開けば、余分な皮脂が出やすくなり、
洗いムラがなくなり、血行も良くなります。

頭頂部は手のひらで顔を洗うように優しく洗ってください。

毛穴が広がることで、一つの毛穴から
生える髪の量が多くなり、毛が太くなります。

小さい毛穴からは、細く少ない髪しか
生えなくなってしまうのです。

頭皮がかゆい原因は洗いすぎ

頭皮がかゆくて困っている人は多いです。

実はゴシゴシ洗いすぎて、頭皮が傷つき
炎症を起こしていることがほとんどの原因です。

ゴシゴシこすると炎症が起きる、かゆいからもっとゴシゴシ洗うとさらに炎症が酷くなる。
という悪循環に陥ってしまっているのです。

また合成界面活性剤のシャンプーで洗いすぎて、
善玉菌がいなくなってしまったことにも原因がありえます。

善玉菌は髪を弱酸性にして、カビや雑菌を防ぐ役割があります。
善玉菌が無くなり過ぎるとカビが繁殖し、脂漏性皮膚炎という
皮脂の炎症が起こることもあります。

フケが多い人もゴシゴシ洗いすぎていることが多いようです。

頭皮が正常に新陳代謝を行なっていれば、
剥がれる頭皮は目に見えないほど小さいものになります。

それが、フケのように大きい角質細胞が
剥がれるということは、ゴシゴシ洗いすぎて頭皮が傷ついたり、
皮脂を取りすぎて乾燥していることが原因と考えられます。

髪は毎日洗わなくてもいい

あなたは毎日シャンプーしていますか?
「あたりまえでしょ!」
とあなたは答えるでしょう。

実は毎日シャンプーするのは間違っています。

毎日シャンプーすることは、あたりまえ、常識になっていますが、
それはメーカー側の戦略に乗せられてしまっているのです。

シャンプーのしすぎが良くない理由は
皮脂をとりすぎてしまうことです。

皮脂がたまりすぎるのは薄毛にも良くありませんが、皮脂を取りすぎると
よけいに皮脂が生産されてしまいます。

皮脂が生産され続け、皮脂腺の活動が活発になると、毛髪をつくるために
使われるべき栄養までが皮脂腺に奪われてしまいます。

「毎日シャンプーしなければ、髪が不潔になり、薄毛になる」
というのが常識になっていますが、嘘です。

洗いすぎには十分注意してくださいね。

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