水で洗い流す必要のないドライシャンプーは、
スポーツや仕事の後、介護や被災地などの現場でも活用されています。
利用用途の幅が広いドライシャンプーですが、
実は育毛や薄毛の予防にも効果が期待できるとして注目を集めているのです。
洗い流さないシャンプーであるため、薄毛の対策としては
逆効果ではと考える方も多いのではないでしょうか。
そこで、ドライシャンプーと薄毛への
効果について、メリット・デメリットを紹介します。
ドライシャンプーの種類
水で洗い流す必要のないドライシャンプーには、いくつかの種類があります。
一般的なドライシャンプーはスプレータイプです。
頭皮に吹き付け、マッサージをした後にふき取ります。
ふき取らずにクシで整えるだけというタイプもあり、
スプレータイプの中でも2つに分かれます。
パウダータイプは、シャンプーのパウダーが汚れや
頭皮の皮脂を吸収する事によって、清潔に保つ効果が期待できる商品です。
髪の毛や頭皮を拭くだけのシートタイプもあります。
しかし、髪の毛の長い方は頭皮を拭く事が難しく、
汚れが残った状態になる可能性が高いでしょう。
頭皮を清潔にしたいという場合には、スプレーかパウダータイプ
のドライシャンプーを使用する事がおすすめです。
様々な種類が発売されているドライシャンプーですが、
薄毛に効果が期待できるといわれています。
どの様な理由で効果が期待できるのかを見て行きましょう。
頭皮の状態を良好に保つ効果
薄毛の予防で重要な点は、頭皮を清潔に保つことです。
頭皮の皮脂によって毛穴が詰まると、
髪が成長しないため薄毛の原因となります。
洗い流すタイプの一般的なシャンプーは、皮脂を綺麗に
洗い流すことができる反面、皮脂不足による乾燥を引き起こす可能性が高いのです。
乾燥する事によって、頭皮の血流が悪くなります。
毛根に十分な栄養素を循環させることができなくなり、
髪の毛の成長を妨げたり抜けてしまう原因となるのです。
ドライシャンプーの使用方法の1つに、頭皮をマッサージするというものがあります。
血流を促進し、毛根に十分な栄養素を届ける効果が期待できます。
乾燥を防ぎ、血行を促進することで頭皮環境を良好にする効果が期待できるのです。
頭皮への負担を軽減できる
薄毛を予防し育毛効果を期待するためには、
頭皮の負担を軽減する必要があるのです。
一般的な洗い流すシャンプーの場合、頭皮への刺激が少ないこと
を謳っている商品であっても、必ずドライヤーをかける必要があります。
ドライヤーの温風やタオルドライが刺激になる場合もあるでしょう。
また、リーズナブルな価格のシャンプーであれば、
シャンプーをするだけで頭皮に負担をかける事になります。
しかし、薄毛の予防として頭皮を清潔に保つことは必須です。
頭皮への負担となる一般的なシャンプーの使用頻度を減らす上に、
頭皮を清潔に保つことができる
ドライシャンプーの使用は有効であるといえるでしょう。
ドライシャンプーのデメリット
洗い流さずに頭皮と髪の毛を清潔に保つため、
殺菌効果が強い点が特徴です。
そのため、敏感肌の方や乾燥肌の方は、
ドライシャンプーの使用頻度に注意をしましょう。
肌トラブルを抱えている場合、ドライシャンプーの
使用によって症状を悪化させてしまうこともあります。
薄毛を促進させてしまう可能性も考え、
頭皮の状態にあったケアを行ってください。
まとめ
ドライシャンプーの使用は、薄毛の予防や育毛促進に効果が期待できます。
ただし、メインで使用するといった方法ではなく、
一般的なシャンプーの使用頻度を減らし、頭皮への負担を軽減する
という目的での使用がおすすめです。
様々なタイプが発売されているため、
薄毛の予防や育毛対策として取り入れてみてはいかがでしょうか。
