「育毛には当然育毛剤でしょ!」とお思いのあなた
ちょっと待ってください。市販の育毛剤には
大きな問題があります。
☑なぜ育毛剤は頭皮に良くないのでしょうか
市販の育毛剤には大量のアルコール
が含まれています。それも濃いアルコールが!
濃度が50%以上が大半、
中には70%近いものもあります。
☑なぜアルコールが含まれている?
【理由1】
頭皮に効く成分を髪の毛の元になる
毛母細胞に届けることが必要で、
毛母細胞に届く途中にある皮脂を
アルコールで溶かして、
毛母細胞まで届けなければならないため。
【理由2】
頭皮にふりかけた時に爽快感があるため。
☑なぜアルコールが頭皮に悪いのか?
・アルコールは頭皮や毛穴に非常に刺激が強く、
皮脂だけではなく、毛母細胞にまでダメージを与えてしまう。
・皮脂を乾燥させてしまう。シャンプー使用後
は頭皮を保護している皮脂が落ちてしまう。
・ホルモンバランスを崩してしまう
・頭皮に生存している善玉菌を殺してしまう
結果、育毛剤を使えば使うほど頭皮と髪がボロボロ
になってしまいます。まさに逆効果です。
☑どうしても市販の育毛剤を使いたい場合はここをチェックしよう
それではどうしても市販の育毛剤を使いたいという人に
市販の育毛剤の選び方を教えましょう。
まず選ぶ基準となるのは、「刺激が少ないもの」です。
薄毛に悩む人は、頭皮が荒れていたり皮脂が適量
でなかったりと、頭皮の状態が良くない人が見受けられます。
そういった人には、アルコールがたっぷり
入っている育毛剤は刺激が強すぎます。
まずはアルコールがあまり
入っていないものを選びましょう。
☑成分表記は含有量が多い順に表示される
例えば、水、エタノール、・・・と表記されていれば
最も多く含まれている成分は水で、その次はエタノールになります。
エタノールはアルコールの一種です。
ただ、アルコールにも殺菌作用や、水と混ざりにくい
成分を溶かしやすくするなども効果があります。
なのでアルコールの適切な濃度は5%程度が良いです。
しかし、アルコールがどのくらいの割合で配合されているかを
表記する義務はないため、表記していないものの方が多いかもしれませが、
アルコール成分がなるべく後ろのほうに来るものを選んでください。
男性用育毛剤には清涼感を求められるため、
アルコールが多めに配合されているものが目立ちますが、
女性用育毛剤は比較的アルコールの割合が少ないものが多いです。
アルコールの少ない中でも、配合成分により、
育毛剤は大きく2つの種類に分けられます。
それは「血行促進」と「栄養補給」です。
【血行促進】
・毛細血管を拡張し、血流を改善すると考えられる成分が配合されている
・配合成分:トリフェロール(ビタミンE)、センプリエキス等
【栄養補給】
・ビタミン等の栄養を毛母細胞に届ける目的で作られたもの
・配合成分:ビタミンA、B、オトギリソウエキス、オウゴンエキス等
自覚症状として緊張気味の人、頭皮が固いと
感じる人は「血行促進」タイプがおすすめです。
食生活があまり良くなく、爪が白かったり(健康な爪はピンク色)、
ヒビが入りやすい人は「栄養補給」タイプがおすすめです。